軍艦島Ⅰプロローグ ~長崎⑫

5月の長崎旅行、一番の目的は軍艦島上陸でした。
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かつて「緑なき島」と呼ばれた軍艦島ですが
現在、静かに緑に覆われつつあるのが、遠めにも判ります。




※軍艦島とは
長崎県の西の海上に位置する長崎市端島のことで、
海底炭鉱を有し、1890年に三菱重工の
岩崎弥太郎氏の所有となり、炭鉱の島としてにぎわった。
最盛期の1960年には、人口約5300人の
日本一の人口密度となり(当時の東京の約10倍)、
日本初の鉄筋コンクリートの高層住宅郡が建設された。
その後、エネルギーが石炭から石油の時代に移り変わるとともに
1974年に閉山され無人島となり、巨大廃墟と化した。
もとは現在の三分の一ほどの岩礁の鉱脈の島だったが
埋め立てで現在の広さとなった。
浜辺や磯がなく周囲を防波堤に囲まれているため
島の外観が軍艦のようにみえるので「軍艦島」と呼ばれ、
近年、産業遺産として注目されている。


実は、大きな声では言えませんが(汗)、
私は廃墟が好きです。
だから、廃墟写真集やDVDをいくつか持っておりますが
まさか、本当にこの目で軍艦島を見ることができる日がくるとは
夢にも思いませんでした。
だから、とても胸がドキドキしました。
どうすれば上陸できるのかさえ全く判らず、ネットで検索して
元島民で「軍艦島を世界遺産にする会」の坂本理事長主催のツアーに参加しました。
「軍艦島を世界遺産にする会」の公式WEBはコチラから

長崎港→高島→軍艦島上陸→長崎港

長崎港から高島まで約25分、
高島で、軍艦島の模型を見ながらの坂本理事長のお話と
炭鉱資料館の見学で約30分過ごした後、軍艦島まで約10分。
上陸許可がおりましたら、上陸見学料金大人300円を払って上陸。
軍艦島での滞在時間約一時間というような予定です。

今回は、高島の写真をUPしますね。
高島港
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島の模型、端島小中学校側から。
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反対側の、ドルフィン桟橋&炭鉱施設側。
見学通路が設置されている側です。
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ここで、坂本氏のお話を聞きながら
涙腺のゆるい私は、少しウルウル・・・
端島で生まれ育ち、高島の高校に通い
長崎市の大学に通われた坂本さんが
久々に島に帰省された時は、鉱山の閉鎖が決定し
ご両親も島を離れる日だったそうです。
数年前、約30年ぶりの同窓会が島で行われることになった時
クラスメートの約半数は
廃墟になってしまった故郷の姿を見たくないと上陸しなかったそうです。
島を産業廃棄物処理場にしようという案があがり
猛反対してきた結果、見い出した故郷を残す方法が
世界遺産に登録されることだったそうです。

端島炭鉱は、三菱重工の傘下にありました。
NHK大河「龍馬伝」でもおなじみの岩崎弥太郎氏が
三菱の創業者ということで
高島には、岩崎弥太郎氏の銅像があります。
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それにしても、このツアー、どんな人達が参加するのだろう?
・・・というところにも興味があったのですが(笑)
意外と普通の人達で世代もばらばら。
カップルや家族連れ、おばちゃん組やらで、オタクは意外と少ない?
変な人は、私だけ~(と相方に言われた・笑)。
どうせ息子達からもオタク呼ばわりされてますから、フン!

高島から見る海は穏やかでしたが
端島は外海で、波の高さが50センチ以下でないと上陸許可が下りないそうで
その日の波の予想は1m。
晴天続きのGWでしたが、波の高さはお天気とは別の話だし
午後からは、天気が下り坂の予報で
島を目前にして、上陸できないことはしょっちゅうなので
くれぐれもご了承くださいと何度も言われ、不安でした。

次回は、いよいよ軍艦島上陸編です。
by nekoyama-myu | 2010-06-17 00:25 | 長崎

10%のせつなさと自分らしさを写真にこめて Nikon D80


by nekoyama-myu
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